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院長ブログ - 清原皮フ科

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院長ブログ

台風21号

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2018年09月05日(水)

台風21号のため9/4(平成30年)の夜診察を休診とさせていただきました。患者さまにはご迷惑おかけしました。昨日の往診で、台風の最中に往診用の軽自動車を運転しましたが、車が台風であおられたり、横揺れを感じたり、道に木、がれき、トタンが倒れていて運転が困難でした。一人でも夜診察するつもりでしたが、いままで見たこともない台風で精神的にまいり、弱気になってしまい休診としました。おかげ様で、十分に睡眠時間をとれることができましたので、翌日の朝は元気を取り戻しました。また、今回の台風で甚大な被害に遭われた方やお亡くなりになられた方のお悔やみを申し上げるとともに冥福をお祈りします。

駐車場のお掃除

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2018年08月22日(水)

当院には、往診車以外に狭いながらも4台の駐車スペースがあります。本年の5月に近所にお住まいの左官屋さんとその仲間の方にリフォームしていただきました。(ありがとうございます。)この駐車場は基本として通院の皆様にご利用いただくための駐車場です。最近、駐車場の汚れに気づき掃除キャンペーンを実施しようとおもいました。いざ、掃除道具を持って駐車場に到着したのですが、水道が通っていないことに気づきました。そのため、本格的な掃除キャンペーンは水道が通ってからと言うことになりました。しばらくは、今までの通り近所の方のボランティア(左官屋さんの奥様の善意)とお掃除専門の従業員さんの美的センスにすがらせていただきます。

毛虫皮膚炎

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2018年06月25日(月)

6月もそろそろ終わりかけております。毛虫皮膚炎も6月のピークを過ぎ去ったと感じております。毛虫皮膚炎とは、チャドクガの幼虫の毛が原因で、微小な紅斑が体の局部、または、全体的にでてきます。6月と8,9月にピークをむかえます。私共、皮膚科医は皮疹で春夏秋冬を感じることがあります。

最近、感動したこと

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2017年08月31日(木)

宮島 望氏(1951年生まれ:農事組合法人「共働学舎新得農場」代表。)の講演会をききました。まず、共働学舎とは、心身にハンディのある人たちが生活する場であり、精神障害のある人や身体障害のある人、家庭に事情のある人が、「何ができるかを探せる場所」「一緒に生きていく場所」を作るため「共に働く学び舎」で生活する施設です。私の解釈ですが、共働学舎とは、来るもの拒まずの非営利団体で来た者に何かしらのできる仕事をみつけ共に生きていく、ただし給与は貰えるがおおくない。しかし、社会で居場所がなくなったものを受け入れて生活のすべを学べるところで、宮島氏自身も生活は裕福でないけど、心が満足しているような施設だと考察します。ここからは、宮島氏の言葉の引用ですが、以下の話に感動しました。

 【本当の幸福感というのは、喜びですよね。そして私は共鳴ということとそれを合わせたいのです。一人で喜んでいる人がいたらおかしいですよね。喜びを本当に感じるときには、相手がある、対象がある。お互いに良かったと思ったときに、喜びが生まれて、幸福感が生まれるわけです。それが同じ人間がやっている、ということではなくて、異なる人間がやって一つのことを達成したとき、うれしいわけです。だからこそ、その共鳴があって、幸せ感が来るのだと思ったのですね。

 いろんな人がいます。例えば、ともひろ君は完全な自閉症でした。彼は、学校でも家でも会話が成り立たなかった。だから暴れてしまう。暴れないようにするために、テレビをつけて部屋の中に入れられていた。テレビをずっと見ていたら、お母さんの料理したものを食べなくなる。テレビのコマーシャルに出てきたものしか食べない。毎日、中学のときから自転車でスーパーに行って物をもってきてしまう。中学の特別学級を卒業してうちに来ました。

 最初に何をしたか。彼がテレビをつける。私が消す。それを半日やりました。やっとここではテレビをみられないと認識しました。困ったことが起きました。私はサッカーが大好きなんですが、祝辞中にワールドカップが見たいとテレビをつけたら、パチッと消されてしまう。(笑)あれっ、あ、そうか、消せって言ったのは私だから、しょうがないなど。(笑)一度決めたことは、絶対にずらしません。

 問題は、スーパーの物を持ってきてしまうこと。これは大きな社会的問題です。何とかしなきゃいけないけれど、彼とは会話ができないわけです。彼は新聞が読めるのです。プロ野球の選手の名前を全部記憶している。それから、「何年前の何月何日は何曜日か?」と聞くと、『レインマン』みたいに何曜日を答えるのです。暗算もできるのです。

 夕方、おやつを食べて4時半になると、自転車でスーパーに走っていく。そのとき元気な女の子がいて、千円札をもって追っかけてくれました。彼に、商品をレジに置かせて、千円から引き算をさせたのです。お姉さんがレジを打つより計算が早かった。

 千円札を渡すと、コインが返ってくる。彼は面白いとおもったのでしょう。翌日から、「お金、お金」と騒ぐ。そこで千円札を見せて、「金はやる。ただし、ただじゃやらない。仕事したらやる。」と。すると仕事が何か分からないから今度は、「仕事、仕事」と騒ぐのです。それならみんなの食器を洗え。雑草抜き、草刈、教えたらちゃんとやる。食料調達のお金が欲しいから。まあ、お金で釣ったわけですね。(笑)すると織物までするようになりました。本当にきっちりやります。端をぴったりそろえて、草木染した色を自分で選んで柄まで作るようになって、売れるようにまでなりました。

 スーパーの物を持ってきてしまうことは、解決しましたが、問題はうちの中から起こりました。なぜ彼は僕らより給料高いのですかという声があがったのです。恐る恐る千円を800円にした。文句を言わない。700円にした。文句を言わない。思い切って500円にしたのです。文句を言わない。ただ、足りないのです。1日分の食料調達に。すると家に一回帰って、お母さんの財布から足りない分を持っていき、買い物をするようになりました。

 ある夏の日から、全額お母さんの財布から持っていくようになりました。あとの500円はどうしているのかと聞けば、大きな瓶に貯金をして、それを1年間貯めた。少なくとも300日来ていると、15万円になります。ちょうど1年たったある日、「帯広に行け」とお父さんお母さんにいいました。なにを買いたいんだろうと思って帯広まで行ったわけです。

 そこで放送局に行けと。24時間テレビ「愛は地球を救う」に寄付したのです。私たちも全然想像もしていませんでした。ご両親も想像していなかった。びっくりしましたね。その話が町長さんの耳にはいって、感激されたのだそうです。彼の心がみんなの心に共鳴を与えた。喜びを与えたのです。

 町長さんに呼ばれました。何か欲しいものがないかと。私は「屋根をください。」と言いました。(笑)町の規格で建物を建てると、一人あたりの部屋の面積が決まってしまう。でも私は2人入れたいわけです。だから、屋根さえもらえれば、あとは自分たちで家を建てたいと言いましたが、それでは町の予算も補助金も使えません。そのとき町長が「牛乳が出荷できなかったときチーズを作っていたよね。」と言ったのです。出荷制限の時期で牛乳が出荷できないのが悔しくて、その牛乳でチーズを作って帯広のレストランで使ってもらったことがありました。そのことを町長が知っていて「1村1品のチーズを作ってほしい。」といわれたのです。

 私たちがチーズを作るきっかけは、自閉症のともひろ君が15万円寄付したこと。誰も考えなかった良いことをしてくれたからのなのですね。みんなの心が感動して、チーズを作る特産物加工研究センター、3125万円の建物が私たちの牧場の中にぽんと建ったわけです。実質的に3125万円稼いだのは彼以外ないですね。(笑)これは、心が心を呼んだ共鳴力、それが私たち生活の支えになったのです。だから、ともひろはうちから追い出せない。ずーといますけどね。(笑)以下、省略】

おもわず私の涙腺が崩壊しました。正しく共鳴し良い影響を周りに配れるように私もなりたいです。

花をいただきました。❁

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2017年07月30日(日)

花鳥風月に感動しないものは魂が低いと言われたのを聞いたことがあります。その事を聞いて以来、花を理解しようとしていますが、まだまだわかりません。しかし、殺風景な部屋に花があるだけで少し心がなごむようです。この花は、実姉からいただきました。

花花

植物園に行って来ました。

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2017年06月11日(日)

6/11 朝から天気がよかったので家族サービスを含め長居公園にある植物園にいってきました。正式名称は大阪市立長居植物園( http://www.nagai-park.jp/n-syoku/index.html )です。9時半から空いておりました。今のシーズンはアジサイとハスが大変きれいであったと印象に残りました。私はあまり花のことはわかっておりません。おそらく中学校の理科で勉強して以来、接触する機会があまりなかったからだと思います。花のことは、なにもわからない素人ですが、気に入った花の写真を数十枚とりました。

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皮膚科医の醍醐味

カテゴリ: 病気コラム 公開日:2017年05月18日(木)

皮膚科医とは視診を重視します。どういうことかと言いますと、一目見てわかるものとわからないものがはっきりしていることが多いということになります。もちろん、皮膚の症状がきわどく初期の段階では判断がつきがたく、時には、間違った方向を選んでしまうこともありますが、病気の初期の段階で診断の難しい疑わしい病気を考え、検査の結果、疑っていた病気が正しいと分かれば思わず「やったー」とガッツポーズを取りたくなる時もあります。先日も3週間前にでてきたという腫瘍を切除して病理検査に出しましたが、視診で疑っている病気と病理検査の結果が同じでした。すこし誇らしげな気持ちになりました。ここが他の科では味わえない皮膚科医としての醍醐味の一つであると思います。もちろん、患者さんが病気から治っていただくことが医師としての醍醐味であると考えております。

プラス思考

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2017年05月06日(土)

去年、上甲晃氏の講演を聞く機会があったので聞きました。たくさん、感動するお話がありましたが、特に心に残ったエピソードを書きます。上甲晃氏はかの有名な「松下政経塾」の塾長を1985年から10年ほど勤められておられました。塾長に着くまでは、まったく政治には、関与されていなかった政治の素人で約30年ほど松下電器の課長をされていて電子レンジを売ることしか考えておられなかったとのことでした。もちろん当初は塾長になることをことわろうとされたそうですが、松下幸之助より「君なあ、自分の人生がうまくいくのも、いかんのも、幸せになるのも、不幸になるのも、会社の経営がうまくいくのも、いかんのも、すべては自分の考え方次第やで」と言われてとのことです。いまでは、上甲さんの考え方は、どんな逆境でも前向きに考えられるようになったとのことです。人間誰でもいい条件が与えられたら前向きに考えられます。問題は、悪い条件をあたえられたときに、みんな後ろ向きに考えるようになりますが、どんな悪い条件を与えられても前向きに考えることが大切です。これが、松下幸之助から教えられた物の考え方とのことでした。松下幸之助は、成功した理由を3つ挙げています。「学歴がなかったおかげ」「体が弱かったおかげ」「家が貧乏だったおかげ」。いろいろ意味深いのですが、学歴がなかったから人の話を最後まで耳を傾けるようになったとのことです。また、体が弱かったから、自分が先頭に立てなかったので、部下を信じて、部下に思い切って仕事を任せるしかなかったことで、他の会社と比べて、はるかに人が育ったとのことです。また、家が貧乏だったおかげでわずかな給料でも心の底から喜べ、感謝ができ、仕事を辞めずに続けらえたとのことです。この話を私に置き換えると、業界は違えども病気に対して感謝の気持ちで克服していくことが大事ではないでしょうか。また、少々、診療所が小さくても掃除が短時間でこなせるので良かったなどと、プラスにとられることができる気持ちになれるのではないでしょうか。

5/1になりました。

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2017年05月01日(月)

ありがたいことに、清原皮膚科を開院してから一ヶ月が経ちました。夜に看板の電気をつけ忘れるなどの小さな失敗もありましたが、何とかやってこれました。注文した電柱が徐々に出来上がってきております。連休明けに勝山南2丁目の勝山通り沿いと勝山北2丁目の勝山通り近くに電柱巻き看板を設置する予定です。また、清原皮膚科の駐車場看板をライトアップさせ、地域を照らし防犯にもつとめます。工事の際はご迷惑をおかけするとおもいますがよろしくお願い致します。

昭和の日

カテゴリ: 院長ブログ 公開日:2017年04月30日(日)

2007年から緑の日から昭和の日と名前が改名されています。当院も2017年4月より細川医院から清原皮膚科と改名しました。そして、当院が清原皮膚科となってから1か月がすぎました。出会った人はどのかたもたいへん素晴らしい方ばかりで、とっても勉強になり張り合いがありした。今日は、ゆっくりと体を休めることができました。明日も休みなので、調べものと論文に時間を使えそうです。ただ、半日の土曜日が祝日だったので、すこし残念の様な気もします。