スウィート病
39℃以上の発熱と、赤~赤紫色の硬い紅斑が全身に複数出現します。
皮膚の症状は中央が水泡になったり、膿疱になることもあります。
血液検査では白血球が増えたり、血沈(赤沈)、CRPなどの炎症反応が亢進するのが特徴です。
血液の病気を伴う子もあるので、その方面からの検査も必要で、入院が必要です。
診断を確実にするには、生検(皮膚の一部を切り取って調べる検査)で好中球という細胞が多く集まっていることを確認することが必要です。
治療では、ステロイド内服、ヨードカリ、コルヒチン、レクチゾールなどの薬が有効です。