レイノー現象
寒いときや冷たい水に触れたとき、指先の色が白く、または紫色に変わって、しびれを伴う状態です。温めると、少し赤くなって元に戻ります。
いくつかの膠原病(強皮症、皮膚筋炎など)の一症状のことがあります。
特に、強皮症では、レイノー現象が最初の症状であることが多いとされるので、しっかりと検査(血液検査の結果など)を受ける必要があります。
治療には、ビタミンE(ユベラニコチネート)などの抹消循環改善薬の内服を行います。
寒いときの外出時には、手袋などを用いて手を冷やさないことが大切です。