全身性エリテマトーデス
膠原病の一つです。
皮膚症状としては、顔に蝶々のような形をとる紅斑(蝶形紅斑)や、手足の紅斑などがよく見られます。
典型的なもの以外にいろいろな皮膚症状が見られます。
病気の初期の症状として、原因不明の発熱、多発性の関節痛、全身のだるさなどが見られます。
抗DNA抗体などの血液の異常を調べることが必要です。
内臓のあちこち、特に腎臓の障害を伴うことが多いことが問題です。
入院してよく全身を調べ、ステロイド内服治療 (中等量から大量)が必要となります。