レックリングハウゼン病
神経線維腫症とも言います。
体のあちこちにミルクコーヒー色のあざ (偏平母斑)と、軟らかく盛り上がった腫瘍(神経線維)がたくさんできることが特徴です。
あざは生まれたときから6個以上はありますが、軟らかい腫瘍は思春期以降に出てきます。
まれに皮膚から垂れ下がるような大きな腫瘍ができることもあります。
遺伝性のことが多く、最近その原因遺伝子も見つかっています。
ときに、目や耳、骨などの異常が合併することがあります。
以上の合併症がないか、ときどき診察や検査を受ける必要があります。
大きい腫瘍で外見上気になるものは外科的に切除します。